第4回タテシナソンの開催に向け着々と準備が進んでいるところですが、ここでタテシナソンにスタッフとして協力してくれている学生さんで、過去タテシナソンに参加したことがある”4人”に、「タテシナソンってどんなイメージだったか」「タテシナソンに参加してどうだったか」といったテーマでコラムを書いてもらいました!
長野県に住んでいる学生さんで参加を迷っている方、次年度以降参加したいと思ってくれている全国の学生の皆さんに読んでもらいたいと思います。
今回は2019年の第3回タテシナソンに参加した山内さんです。
山内梨帆 (やまうち りほ)
長野大学 環境ツーリズム学部 3年
タテシナソンに参加して
長野大学 環境ツーリズム学部 3年 山内梨帆
私は、大学1年生の時に「タテシナソン」「アイデアソン」というものを知りました。当時長野大学の先輩がタテシナソンの学生スタッフを募集しており、その時に見た動画で少し興味を持ちました。
私は岐阜県の出身で、その時はそもそも「立科町」も「アイデアソン」も何も知らない状況でしたが、実際に抱えている事業者の課題を学生の力で解決し、実現まで至るという点がとても魅力的に感じました。しかし、その時は参加者として参加するというよりも一回そばで見てみたいと思い、学生スタッフとしての参加を決めました。
立科町の印象ですが、スタッフとしての活動の最初に会議のために初めて立科に行ったときは歴史も現存しているだけでなく自然も豊かでとてもいい場所だと感じ、ここでイベントするのはとても楽しそうだと直感しました。 アイデアソンというイベントについて、タテシナソンに参加するまではずっとパソコンに向き合って課題について考えて話し合うものだと考えていましたが、スタッフ会議などで話を聞いていくうちに自分が想像していたものとはだいぶイメージが違うことがわかってきました。
開催の少し前に事務局から、当日欠席者がいた場合、スタッフのうち何人かが当日参加者として参加する可能性があるということを教えてもらい、もしそこで参加するきっかけがあるならば参加してみたいと思うようになっていました。 願いが通じたのか、当日になり欠席者が出て、私はイベントに参加者として参加することになりました。
タテシナソンに参加しているときは、課題を抱えている事業者のところに話を聞きに行ったり、ヒントをもらいに行ったりすることで自分のアイデアの幅を広げることができました。話を聞きに行くときに課題について話すのはもちろん、課題だと考えたきっかけや何でもないような普通の話からも改善案や、新たなアイデアを思いつくことができると知りました。
他の学部に通っている人が何を学んでいるのか、どんな思いでタテシナソンに参加しているのかを知ることができるのもとても面白かったです。
タテシナソンに参加するのは勇気がいるし、自分じゃ力不足かもしれないと思うかもしれないけど、私は1年生の時にタテシナソンに参加してよかったと心から言えます。人とコミュニケーションがとるのが苦手な人でも、企業経営に興味がある人、地域に興味がある人、何かしてみたい人、そんな曖昧でも明確にやりたいことがなくても参加してみれば絶対なにかは得られると思います。